人気ブログランキング |

Abendの憂我な部屋

abend.exblog.jp
ブログトップ
2012年 12月 05日

日本語で歌う


 クラシックの歌手では、リサイタルで二例を体験した。バスのアルトゥール・エイゼンと、バリトンのジェラール・スゼーだ。エイゼンは、櫓を漕ぐ真似をし、「ミナサンモ、ゴイッショ二!」と客席にアピールして『斎太郎節』を歌った。スゼーは、しっとりとした美声で中田喜直の『おやすみなさい』を歌った。

 歌謡曲ではヘドバとダビデの『ナオミの夢』が有名どころだろう。私も、「ナオミ」を長い間ヘブライ語と知らなかった一人である。
 他の例をYouTubeにレコードからアップしてみた。

 
 シュキ&アビバの『愛情の花咲く樹』。イスラエル出身のシュキ・レヴィとアビバ・バスのコンビで、レヴィが作曲をしている。原詞はジェーン・シュワーツによるフランス語のもので、東京世界歌謡祭の入賞曲である。
 両人とも日本語の発音はけっこう達者で、阿久悠による歌詞をよく歌っていると思う。

 
 この曲は伊藤咲子がカヴァーしていて、サッコならではの雰囲気がよく出ている歌唱だが、外国曲のカヴァーゆえに、彼女はこの曲で賞を取れなかった。


 
 中学時代、「キタガ~ミ~、キタガミ~ィ~」で始まる『北上夜曲』を、FM放送からカセットに録音したのだが、そのテープが失われてしまい、頭に残るこの妙な演奏を近年になって探し求めていたところ、オークションで中古盤が出ていたので購入した。ジャケの画像ではラテンのコミック・バンドのように見えるが、パラガヨスは1961年以来何度となく来日しているラテン・グループである。日本語の発音も良い方で、中間部にはルイス・アルベルト・デル・パラナによるスペイン語の歌詞が挿入され、最後はまた「キタガ~ミ~」で終わる。自由に編曲している、好感の持てる明るい『北上夜曲』である。
 

by Abend5522 | 2012-12-05 01:16 | クラシック以外の音楽


<< とある演奏による『運命』      リンデンベルクのベト5 >>