Abendの憂我な部屋

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2012年 11月 18日

味わい深い歌謡曲から



 斉藤由貴の『いつか』(1992)。故郷を離れる歌。歌詞は彼女の自作。スタジオ録音より、この20年前のライヴがいい。姿勢の正しい歌い方が印象的だ。


 山口百恵の『夜へ』(1979)。相米慎二監督の映画『ラブホテル』でも使われた。阿木燿子、宇崎竜童夫妻による作詞・作曲。コーダには複数のヴァージョンがある。歌謡曲のひとつの極北というべきか。


 海道はじめとスナッキー・ガールズの『スナッキーで踊ろう』(1968)。カルト歌謡ファンなら知らぬ者のない曲。これは、プリマハムのソーセージ「スナッキー」のCMソングで、演歌作曲家の船村徹が、初めてGS調の曲を作ったらこうなった。
 歌っている海道はじめは民謡歌手。そして、バックのスナッキー・ガールズは、小山ルミ、風吹ジュン、吉沢京子という豪華な3人だ。


 二葉あき子の『夜のプラットホーム』(1947)。今もなお、駅は別れの象徴だろう。戦後わずか2年にして、こういう都会的ロマンの曲が歌われたことに驚く。



 『鈴懸の径』(1942)。立教大学にある鈴懸(プラタナス)の小道に由来。佐伯孝夫の詞に灰田晴彦が曲をつけ、弟の灰田勝彦が歌った。二人は、ハワイ出身の日系3世。戦時中に、こういうカレッジ・ソングが作られたことに驚く。
 灰田勝彦の声は昔から好きではないので、ここでは倍賞千恵子が歌ったものと、戦後この曲をジャズにアレンジして一躍有名にした、鈴木章治とリズムエースによる演奏を。

私にとって味わい深い歌謡曲は、まだまだある。今回はこれで。

by Abend5522 | 2012-11-18 00:28 | クラシック以外の音楽


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