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Abendの憂我な部屋

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2012年 09月 17日

堀川商店街

 下鴨から堀川の方へ行ってみた。

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 堀川紫明の大日本スクリーン製造の敷地に、今は山科に移転した瑞光院の跡がある。瑞光院は播州赤穂の浅野家ゆかりのお寺で、吉良邸討ち入り後に切腹した四十六士(切腹できなかった寺坂吉右衛門を除くので)の遺髪を供養したところである。碑は新しいもので、この辺りの町名にもなっている瑞光院に対する住民の愛着と企業の配慮がうかがえる。

 ここから少し北へ行くと、紫式部と小野篁の墓が左右に並んでいる所があるのだが、今日は堀川通を下がった。西陣織会館(ここが後援母体となり、その名もここに因んでつけられた京都ゲヴァントハウス合唱団というのがある)や、相変わらず人の多い晴明神社の前を通り過ごして、堀川商店街に入った。
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 この辺一帯は戦前に繁栄した"堀川京極"だったが、戦中に強制疎開が行われて姿を消し、代わって拡張された道が今の堀川通である。戦後、日本初の公営店舗付住宅としてできたのがこの商店街で、日曜ゆえ多くの店が休みなのだが、空き店舗も目立つようになって来ている。
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 上は「倉日用品店」。店先にある品を見てもわかるとおり、ユニークな雑貨屋だ。染物が中心で、店主が自ら染めた布のバッグなどを売っている。茶碗、カップ、弁当箱、水筒などから、マッチ、刃物、レアなプラモデルなども置いている。
 中はラーメン屋の「笑麺」。「倉田日用品店」の隣が本屋の「アポロン書房」で、その隣がここ。複数ある京都ラーメンの系統のうち、"背脂チャッチャ醤油系"の店だ。"チャッチャ"というのは背脂を散らす時の音。去年初めて行き、美味しさに感動した。
 下は、「笑麺」の隣にある「名曲堂 つだ」。今では少なくなった、町のレコード屋だ。クラシックも置いてあり、けっこう前に発売されたCDや中古盤も置いてある。今はなき出町の津田蓄音器と関係があるのかどうかは知らないが、堀川商店街のHPを見ると、四条寺町下ルで長く営業していて、昭和50年にここへ移転したとある。昔、寺町の「ヒエン堂」の近くに小さなレコード屋があり、何度か行ったことがあるが、それがこの店だったのだろうか。当時はクラシック中心の店だったはずで、「名曲堂」という名からもそれがうかがえる。

 今日は何も買わなかったので、次の機会を楽しみにしよう。
 
 

by Abend5522 | 2012-09-17 00:50 | 京都


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