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Abendの憂我な部屋

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2012年 05月 17日

文机に 楽の音の箱 小さかり

文机に 楽の音の箱 小さかり_c0240245_211104.jpg

 文机は、高校に入学した時に亡父が買ってくれたものだ。もう40年間使っている。

 奥にあるのは、creativeのSound BLASTER Digital Music Premium HD。PCとアンプのラインに接続してある。再生リダイレクト機能があるので、PCにすぐ録音できる。音質もよく、多様なイコライジングが可能だ。私は圧縮するのが嫌いなので、いつもWAVEファイルにしている。

 手前のは、オークションで購入したヘッドホン・アダプタ。出品者の自作品である。アンプのSP端子に接続するもので、実によく出来ている。

 ヘッドホンで聴く場合、アンプのヘッドホン端子を使うか、ヘッドホンアンプにプレーヤーやデッキを接続するのが普通だろう。昔のアンプのヘッドホン端子はSP出力を減衰させて出力させていたが、比較的新しいものにはヘッドホンアンプが内臓されている。しかし、内臓ヘッドホンアンプの質を上げようとすれば、単体のヘッドホンアンプと同じぐらいのコストがかかり、必然的にアンプ自体も高額となる。そして、現在では一部の高級アンプ以外にはPHONO端子の無いものが多い。これは、単体のヘッドホンアンプなら尚更のことであり、かつこちら側も高額な機材が多い。

 ヘッドホンの独立宣言をしたのはSTAXだ。STAXも昔はヘッドホン・アダプタを発売していた。イヤー・スピーカーと銘打っているのは、これに由来するのではないのだろうか。ならば、この黒く小さなアダプタに接続されたヘッドホンは、ダイナミック型イヤー・スピーカーといってもいいだろう。これを製作してくれた出品者には、心から敬意を表したい。

 アダプタとアンプは、300円/mぐらいのSPケーブルで接続してある。乗っているのは、オーテクの普通のスタビライザーである。

 

by Abend5522 | 2012-05-17 22:02 | オーディオ・映像・機材


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