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2015年 09月 27日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第9回「現所有12盤」

1 Opera NR.40/1161(LP/VSO盤/Mono/1960) ※VSO初出盤。録音自体もOperaによる。 ※1stトレモロ抜け
  16:27/13:56/10:13/19:23 計59:59(ジャケ表記なし)
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2 日本Columbia OS-3398(LP/VSO盤/Stereo/1963.9) ※『フランツ・コンヴィチュニーの芸術』第1集。1stトレモロ抜け。Opera録音表記あり。
  16:29/13:59/10:16/19:28 計60:12(ジャケ表記なし)
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3 eurodisc 70 003 KK(LP/VSO盤/Stereo/1964) ※1stトレモロ抜け
  16:34/14:02/10:17/19:32 計60:25(ジャケ表記なし)
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4 ETERNA 8 20 504-505(2LP/VSO盤/Mono/1966) ※1stトレモロ抜け。4面収録。ETERNA初出盤。
  16:30/13:59/10:16/19:23 計60:09(ジャケ表記なし)
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5 eurodisc 86 367 XHK(5LP/GOL盤/Stereo/1972) ※1stトレモロ抜け。3面収録。5番・7番とセット。GOL初出盤。
  16:29/13:59/10:15/19:28 計60:11(ジャケ表記 16:22/14:25/10:23/19:36 計60:46)
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6 日本Columbia OS-2940-K(LP/GOL盤/Stereo/1973.12) 1stトレモロ抜け。5の日本初出盤。
  16:26/14:01/10:16/19:28 計60:11(ジャケ表記 16:22/14:25/10:23/19:36 計60:46)
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7 ETERNA 8 25 504(LP/VSO盤/Stereo/1974) 1stトレモロ抜け。4の擬似ステ盤(エテルナトレーディング情報)
  16:30/14:00/10:15/19:30 計60:15(ジャケ表記 16:42/14:05/10:25/19:37 計60:49)
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8 日本Columbia OC-7055-K(LP/VSO盤/Stereo/1976.4) ※『名曲ギャラリー55』。1stトレモロ抜け
  16:35/14:03/10:19/19:35 計60:32(ジャケ表記 16:18/13:51/10:08/19:14 計59:31)
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9  Treasures TRE-007(CD-R/VSO盤/Stereo/不明) ※PARNASS 70003(1970年代)よりの板起こし盤。1961年録音。1stトレモロ抜け
  16:34/14:01/10:17/19:31 計60:23(ジャケ表記 16:44/14:07/10:24/19:39 計60:54)
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10 DENON COCO-75401(CD/GOL盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』①。1960年録音。1stトレモロ抜け
  16:31/14:00/10:16/19:30 計60:17(ジャケ表記 16:22/14:25/10:23/19:36 計60:46)
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11 DENON COCO-75407(CD/VSO盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』⑥。1961年録音。1stトレモロ抜け
  16:38/14:04/10:19/19:36 計60:37(ジャケ表記 16:42/14:05/10:25/19:37 計60:49)
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12 DENON COCQ-84623(CD/VSO盤/Stereo/2009.6.24) ※オリジナルマスター修復の世界初CD化。1961年録音。1stトレモロ抜け
  16:37/14:04/10:20/19:36 計60:37(ジャケ表記 16:30/14:10/10:25/19:37 計60:42)
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# by Abend5522 | 2015-09-27 18:25 | クラシック音楽
2015年 08月 19日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第8回「演奏時間」

① Opera NR.40/1161(LP/VSO盤/Mono/1960) ※初出盤。録音自体もOperaによる。
② 日本Columbia OS-3398(LP/VSO盤/Stereo/1963.9) ※『フランツ・コンヴィチュニーの芸術』第1集。
③ eurodisc 70 003 KK(LP/VSO盤/Stereo/1964) 
④ 日本Columbia OS-2940-K(LP/GOL盤/Stereo/1973.12) ※日本初発盤。
⑤ ETERNA 8 25 504(LP/VSO盤/Stereo/1974)
⑥ 日本Columbia OC-7055-K(LP/VSO盤/Stereo/1976.4) ※『名曲ギャラリー55』。
⑦ DENON COCO-75401(CD/GOL盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』①。1960年録音。
⑧ DENON COCO-75407(CD/VSO盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』⑥.1961年録音。
⑨ DENON COCQ-84623(CD/VSO盤/Stereo/2009.6.24) ※オリジナルマスター修復の世界初CD化。1961年録音。
⑩ Treasures TRE-007(CD-R/VSO盤/Stereo/不明) ※PARNASS 70003よりの板起こし盤。1961年録音。
   ※は、第一楽章のトレモロ抜けの有無を表す。 
 
 新たに⑤・⑩を入手したので加えた。
 上記の10種類を聴き、楽章ごとの演奏時間を以下の状況で計ってみた。
  (1) 計測には、デジタル式ストップウォッチを使用した。
  (2) 1/10秒は四捨五入した。
  (3) 第一音が聴こえた瞬間に計測を始め、残響が消えた瞬間に終えた。
 結果は以下のとおり。
  ① 16:27/13:56/10:13/19:23 計59:59(ジャケ表記なし)
  ② 16:29/13:59/10:16/19:28 計60:12(ジャケ表記なし)
  ③ 16:34/14:02/10:17/19:32 計60:25(ジャケ表記なし)
  ④ 16:26/14:01/10:16/19:28 計60:11(ジャケ表記 16:22/14:25/10:23/19:36 計60:46)
  ⑤ 16:30/14:00/10:15/19:30 計60:15(ジャケ表記 16:42/14:05/10:25/19:37 計60:49)
  ⑥ 16:35/14:03/10:19/19:35 計60:32(ジャケ表記 16:18/13:51/10:08/19:14 計59:31)
  ⑦ 16:31/14:00/10:16/19:30 計60:17(ジャケ表記 16:22/14:25/10:23/19:36 計60:46)
  ⑧ 16:38/14:04/10:19/19:36 計60:37(ジャケ表記 16:42/14:05/10:25/19:37 計60:49)
  ⑨ 16:37/14:04/10:20/19:36 計60:37(ジャケ表記 16:30/14:10/10:25/19:37 計60:42)
  ⑩ 16:34/14:01/10:17/19:31 計60:23(ジャケ表記 16:44/14:07/10:24/19:39 計60:54)

 演奏時間がジャケ表記されるようになったのは、1970年代からだろうか?それにしても、ジャケ表記と自前の計時との差には驚かされる。再生・計時機材や無音部分まで含めるかどうかなどはあるのだが。
 ④と⑦・⑤と⑧のジャケ表記は同一だ。DENONが『コンヴィチュニーの芸術』シリーズでGOL盤⑦とVSO盤⑧を発売する際、新たに計時をせずに先発の④・⑤の演奏時間をそのまま引き写したのだろう。しかし、④と⑦はともかくとして、⑧はなぜ1976年発売の⑥ではなく、ETERNA盤の⑤の演奏時間を引き写したのだろう?⑥のジャケ表記がひときわ目立つのは確かだが、これを避けた理由がわからない。
 ⑨のジャケ表記も不自然だ。第3楽章・第4楽章が⑤・⑧と同一ではないか。しかも、自前の計時では第2楽章も同一で、第1楽章も1秒しか違わず、むしろ⑤との間の時間差が大きい。そして、⑥とほぼ同じである。ゆえに、演奏時間から見れば⑥・⑧・⑨は一括りにしていいだろう。ただ、⑥には第1楽章のトレモロ抜けが無いのに、⑧にはそれが有る。更には、⑨は①以外には使われたことのないオリジナルマスターを新発見し、修正およびリマスタリングしたというにも拘らず、①との間には演奏時間に大きな開きがある。片やLP、片やCDであることを考慮しても、この時間差は大き過ぎる。⑨は本当に新発見のオリジナルマスターとやらを使ったのだろうか?
 初出盤である①の演奏時間は、トータルで見れば10種類の中で目立って速い。しかし、楽章ごとに見ると②・④・⑤・⑦と一括りに出来るだろう。ただし、第4楽章だけはそれらとの差が気になるが。
 ②は、既に述べたように盤ラベルにOpera録音と表記されており、トレモロ抜けもないので①との同一性に問題はない。また、④と⑦は上記のとおりジャケ表記の演奏時間も引き写されたものと思われるので、⑦は④のCD化と見ていいだろう。
 ややこしいのは④と⑤である。④はGOL盤としてeurodiscが発売したものの日本初発盤なのだが、既に述べたように、eurodisc盤のラベルにはドイツ・シャルプラッテンの録音であることが明記されている。また、④より後に発売された⑤は同じETERNAが1966年に発売したモノラル盤を擬似ステレオ化したものらしい。そうであれば、⑤と同じく黒の背景にコンヴィチュニーの指揮姿を配した5番・7番も発売されており、これらも同じETERNAにモノラル盤がある(最近発売された組物CDでは、7番がモノラルに「戻って」いる)。一方、1972年発売のeurodisc盤も4番・5番・7番という組み合わせで、盤ラベルにドイツ・シャルプラッテンの録音とあることから、4番・5番・7番はETERNAのモノ盤(どれもVSO盤)が先ずあって、それを擬似ステレオ化したものが1972年にGOL盤としてeurodeiscが、1974年にVSO盤としてETERNAが発売されたということになるだろう。これは、オリジナルがモノラル録音と仮定してのことだが、聴感上もそうではないかと思う。しかし、このことを以てGOL盤の存在を否定するのには抵抗がある。
 ・④・⑤・⑦と⑥・⑧・⑨は、それぞれ一括りに出来るのではないかと述べた。では、残りの③・⑩はどうかといえば、⑩はPARNASS盤の板起こしであり、PARNASSはeurodiscの通販レーベルである。自前の計時でもほぼ同じであり、⑩の番号である70003からも③と同一であることがわかる。また、③・⑩は⑥と演奏時間がほぼ同じであるから、③・・⑧・・⑩を一括りに出来るだろう。番号を赤にしてあるのは、第1楽章のトレモロ抜けが無いものである。
 今回は、演奏時間の観点から、⑨が本当に新発見のオリジナルマスターを修正およびリマスタリングしたものなのかという疑念をいっそう強くすることが出来た。また、第1楽章のトレモロ抜けについては更に追求して行きたいと思う。

 
 



 




 


   



 
 


 
 




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# by Abend5522 | 2015-08-19 21:51 | クラシック音楽
2015年 07月 02日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第7回「いつ?どこから??」

 今回も、手持ちのLP・CD一覧を使用する。

 ① Opera NR.40/1161(LP/VSO盤/Mono/1960) ※初出盤。録音自体もOperaによる。
 ② 日本Columbia OS-3398(LP/VSO盤/Stereo/1963.9) ※『フランツ・コンヴィチュニーの芸術』第1集。
 ③ eurodisc 70 003 KK(LP/VSO盤/Stereo/1964)
 ④ 日本Columbia OS-2940-K(LP/GOL盤/Stereo/1973.12) ※日本初発盤。
 ⑤ 日本Columbia OC-7055-K(LP/VSO盤/Stereo/1976.4) ※『名曲ギャラリー55』。
 ⑥ DENON COCO-75401(CD/GOL盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』①。1960年録音。
 ⑦ DENON COCO-75407(CD/VSO盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』⑥.1961年録音。
 ⑧ DENON COCQ-84623(CD/VSO盤/Stereo/2009.6.24) ※オリジナルマスター修復の世界初CD化。1961年録音。

 GOL盤非実在説=VSO盤・GOL盤同一ソース説を知ったのは、先達であるsawyerさんのブログを拝見したのが初めてだった。その時点では、⑥も⑦も持っていなかったからだ。そして、私の知る限り、この説がどこからかしら現れたのも、⑥・⑦が同一シリーズから同時発売された1993年以降のことだと思う。それ以前から、国内外を問わずにGOL盤の真偽論争があったかどうかは、ネットなど普及していない時代でもあり、また音楽誌でそれが取り上げられたという記憶もない。

 高校時代に④を購入して何度も繰り返して聴き、学生時代に⑤を入手しての聴感は、④の時とは大きく異なるものだった。GOL盤以前にVSO盤が発売されていたことは目録で知っており、廉価盤で再発された⑤を買ったわけだ。テンポ等が似ているとは思ったが、「GOL盤の方が、深みがあっていい」というのが当時の感想だった。これは、基本的に今も変わっていない。

 既に述べたように、VSO盤は1963年発売の②とその再発盤が既に在り、そこへGOL盤の④が突如として発売されたわけだ。当時では、コンヴィチュニーのコアな愛好者は現在よりも多くいたはずだ。④の発売はコンヴィチュニー/GOLが来日公演を行ってから12年後なので、コンサートを聴いた愛好者も多かったと推測出来るわけで、かつそういう愛好者はVSOとの内外盤も聴いていたに違いない。そうだとしたら、GOL盤の④が発売された時点で、「これはVSO盤と同じではないのか?」という疑問を呈して、その裏取りをして論評する評論家や、音楽誌に投書をした愛好者がいてもよさそうなものではないか。そういう記事があったのならば、当時既にコンヴィチュニー好きだった私は目に留めたはずで、毎月購入していた『レコード藝術』・『音楽の友』の当該記事をスクラップしていただろう。現に、スクラップした記事の数々は今も手元にあるが、GOL盤の真偽問題に触れているものは皆無である。このような記事があったのならば、ご教示を請いたい。

 以上のことから、真偽問題をもたらしたのは、やはり同時発売された⑥・⑦によるものと思わざるを得ない。sawyerさんのブログを拝見すると、真偽問題の発生はネットが普及し、クラシック音楽の掲示板が立てられた10数年前のことだ。では、国内外を問わず、真偽問題は誰が、如何なる裏づけによって言い出したことなのだろうか?コンヴィチュニーのディスコグラフィーにはGOLとあるのは表記上の誤りとしか記されておらず、ブルックナーの交響曲のディスコグラフィーに至っては、チェコPO盤とVSO盤しか掲載されていない。しかし、演奏からそう断定する理由については不明のままだ。これにいつの間にか「うっかりミス」によるものという、これまた曖昧な理由が付されることとなり、勝手に「決着」とされているのが、現今の有様である。

 いつ、どこから真偽問題が発生し(あるいは作られ)、それがそのようにして決着(あるいは隠蔽)されたのか?

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# by Abend5522 | 2015-07-02 00:25 | クラシック音楽
2015年 06月 30日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第6回「ETERNA盤」

 ETRNA盤を専門に取り扱う某社は、次のような説明を載せている。 

「コンヴィチュニーは4番を最初チェコpo.とSUPに入れていた。LPV 122-3。これはその後の別録音。825 504で擬似ステレオが出ているが、これがモノラル・オリジナル。珍しいウィーンpo.との録音。音は悪くない。ゲヴァントハウスo.とは、やはり弦の音色が異なり、少々華やぎを感じる。ハース版を使用。ベートーヴェンと少々異なる大胆なスタンス。しかし、抑えたコンヴィチュニー節は健在。どこまでも渋く、しかし、浮かび上がる真実味。素晴らしい音質!擬似ステの必要性はまったく無い。」

 「これはその後の別録音」という表現が、チェコPOとのものが複数あるかのような印象を与えてしまう。また、「珍しいウィーンPO.との録音」はVSOの誤りで、コンヴィチュニーVSOとの録音は珍しいとは言えない。更には、「ハース版を使用」しているのはチェコPO盤だ。文章自体に問題がある。


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 「これがそのオリジナル」というのが、ETERNA 820 504-5(VSO/Mono/1966)。画像が小さいので、オケの名前が判断出来ないのが難。
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「825 504で擬似ステレオが出ている」というのが、このETERNA 825 504(VSO/Stereo/1974)

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 上記二種盤の間に、eurodiscがは4番・5番・7番のセットであるeurodisc 862 362-6XK(GOL/Stereo/1092)を発売した。
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 上記セット盤の4番の盤ラベル。"ANTON BRUCKNER"の上に注目してもらいたい。"Aufnahmen VEB Deutsche Schalplatte Berlin/DDR"と明記されているではないか。訳すと、「人民公社『ドイツ・シャルプラッテ』(東独 ベルリン)で録音されたもの」となる。

 「うっかりミス」によるGOL盤非実在説は、GOL盤である5・7番のソースはTERNAからライセンス契約で借り受け、4番のみがeurodiscの自社ソースであったことを大前提にしている。しかし上記の盤レベルにある表記が正しいのであれば、この大前提は瓦解してしまう。4番のソースもまた、ETERNA録音盤のMonoソースを擬似ステレオ化したものではないのかという疑念がわくのである。ただ、Mono盤である820 504-5の画像が小さく、その左上にきされていると思われるオケの名が読み取れないのは難儀なことだ。妻からルーペを借りて見ても、至近から写真を撮ってみても駄目だった。ディスコグラフィー等の諸データによって、VSO盤としておくが。

 1 VSO?のMono盤820 504-5がETERNAの録音による原盤。それが擬似ステレオ化されたものがGOLのeurodisc 862 362-6XK所収盤とVSOのETERNA 825 504。

 2 GOLのeurodisc 862 362-6XK所収盤の日本発売盤が日本colunbia OS-2940-K。この再発盤を経て、初CD化されたものがDENON COCO-75401とVSOの75407。

 3 前回で述べたことから、1・2はともに第1楽章中間部に「トレモロ抜け」が有るグループ。ETERNA原盤であるVSO?のMono盤820 504-5にも有るかは疑問。

 Opera Nr.40/1161に始まる「トレモロ抜け」の無いグループと、それが有る上記グループ。そして、ここで再び頭をもたげて来るのが、「トレモロ抜け」が有るeurodisc 70 003 KKの存在だ。ETERNA 820 504-5に「トレモロ抜け」が有るならば、その先行盤であるeurodisc 70 003 KKに遡及出来ることになる。だが、そのeurodisc自身が"Aufnahmen VEB Deutsche Schalplatte Berlin/DDR"と盤ラベル に明記しているのだから、そうだとすれば矛盾を呈することになってしまう。

 Opera原盤とは別に、ETERNA原盤の存在を疑わせることを以て、今回を終えることとしたい。

  

 
              
            


 

 
 







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# by Abend5522 | 2015-06-30 03:10 | クラシック音楽
2015年 06月 28日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第5回「第1楽章 トレモロ抜け」

 まず、今まで取り上げた手持ちのLP・CDにつき、改めて発売年順に記して置きたい。

 ① Opera NR.40/1161(LP/VSO盤/Mono/1960) ※初出盤。録音自体もOperaによる。
 ② 日本Columbia OS-3398(LP/VSO盤/Stereo/1963.9) ※『フランツ・コンヴィチュニーの芸術』第1集。
 ③ eurodisc 70 003 KK(LP/VSO盤/Stereo/1964)
 ④ 日本Columbia OS-2940-K(LP/GOL盤/Stereo/1973.12) ※日本初発盤。
 ⑤ 日本Columbia OC-7055-K(LP/VSO盤/Stereo/1976.4) ※『名曲ギャラリー55』。
 ⑥ DENON COCO-75401(CD/GOL盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』①。1960年録音。
 ⑦ DENON COCO-75407(CD/VSO盤/Stereo/1993) ※『コンヴィチュニーの芸術』⑥.1961年録音。
 ⑧ DENON COCQ-84623(CD/VSO盤/Stereo/2009.6.24) ※オリジナルマスター修復の世界初CD化。1961年録音。

 https://youtu.be/SEgXFL92Rc4
 これは、昨年FBにもupしたものである。④と⑤を使い、第1楽章中間部に一瞬の抜けがある弦のトレモロを確認したもので、④には有り、⑤には無かった。聴感では「抜け」というよりパウゼという感じなのだが、スコアには見た限りでそのような箇所はない。よって、ここでは瑕疵として扱うことにする。疑問は残るが。

 弦のトレモロ抜けの有無を、今回は上記①~⑧について聴取してみた。結果は、以下のとおりである。

 有:③・④・⑥・⑦
 無:①・②・⑤・⑧

 第3回で述べたように、⑧は初出盤である①のみに使われたマスター・テープを修復してリマスタリングしたものということなので、①にないトレモロ抜けが⑧に有るのはおかしいことになる。同時に、この瑕疵はそもそも①・②・⑤に無いのであるから、ここは⑧の修復対象ではなかったとも言えるわけだ。
 ②にも無いのは、その盤ラベルに明記されている"Europäischer Phonoklub Recording"からすれば、Stereo盤もあるという①を原盤としているからだろう。そして、②の何度目かの再発盤である⑤にも無いのが当然ということになる。

 トレモロ抜けが有る盤について見て行こう。
 ③はeurodiscからの初発盤でない可能性もあるが、第3回でも述べたように、Operaのマスター・テープが傷んでいたためにセキュリティー・コピー・テープを使ったということになっている。すると、トレモロ抜けの瑕疵が発生したことには、次の三点が考えられる。

 A セキュリティー・コピー・テープに既にあった。
 B Mono盤・Stereo盤のカッティングかプレスにおいて発生した。
 C Stereo盤が擬似Stereoであるならば、その作成過程において発生した。

 Mono盤を持っていないので比較出来ないのが残念だが、可能性としてはこの三点が考えられるだろう。

 GOL盤である④・⑥にトレモロ抜けの瑕疵が有るのは、⑥は④のCD化と見てよいからだが、④については第4回でも述べたように、その元である1972年秋発売のeurodisc盤が自社ソースなのか、それともETRNAソースなのかが決め難い。ブルックナーの交響曲ディスコグラフィーにあるコメントが正しいのであれば、VSO盤であるETERNA盤は録音もETERNAということになり、Operaの録音であることが覆るか、あるいは二種類の録音があったことが推測出来ることとなる。⑥と同じ『コンヴィチュニーの芸術』シリーズにVSO盤の⑦があり、それにもトレモロ抜けの瑕疵があることは、「うっかりミス」によるGOL盤非実在説支持者にとっては、⑥・⑦が同一のVSO盤であることの証拠になるのかも知れないが、そのためには第4回で付記した4・5・7番のセット盤の4番がeurodiscのソースであることと、ETERNA盤がドイツ・シャルプラッテンの録音ではないことが証明されねばならない。「うっかりミス」によるGOL盤非実在説は、私の知る限りETERNA盤の存在については全く触れていない。ETERNA盤が、eurodiscの1972年発売のセット盤より後に発売され、ライセンス契約によってeurodisc盤を再発したのなら話は別であるが。

 VSO盤である⑦については、大きな疑問がある。DENONレーベルの⑦には、発売元が日本Columbiaであるにも拘らず、なぜトレモロ抜けの瑕疵が有るのだろうか?既に見て来たように、日本Columbiaはこの瑕疵の無い②・⑤、すなわち①を継いだ盤を発売している。第3回でも述べたように、②と⑤の間にも1971.11発売のOS-2547があった。⑦は、なぜ自社が発売して来たそれらを受け継がなかったのか?
 ②にはOperaのロゴと、盤ラベルに"Europäischer Phonoklub Recording"とあり、eurodiscのロゴも表記もない。帯の裏には「コロムビアインターナショナルが包括する世界のレーベル」として、11のレーベル名がロゴとともに記されているが、その中にOperaのロゴと「ドイツ オイロペーシェル」とあって、eurodiscは記されていない。「オイロペーシェル」は、"Europäischer "のことだ。それが、⑤では盤ラベルにeurodiscのロゴが表記されているのだが、ジャケには日本Columbiaのロゴしかない。
 eurodiscは、1958年に設立されたAriola社のクラシック部門のレーベルで、この前身がOperaとされている。②が発売された1963年は、まだOperaレーベルの時代だったのだろうか?しかし、レーベルがOperaにせよeurodiscにせよ、日本Columbiaがトレモロ抜けの瑕疵の無い自社発売盤のソースを受け継がず、この瑕疵の有るVSO盤のCD⑦を発売したことに変わりはない。では、②の再発盤の最後が⑤であると仮定して、日本初のCD化盤である⑦との間、すなわち1976年から1993年までの間に何があったのかというと、そう、1989年~90年の「ベルリンの壁」崩壊から東西ドイツ統一に至る世界的一大事があったのである。
 日本Columbiaがトレモロ抜けの瑕疵の無いVSO盤である②・⑤を既に発売していながら、この瑕疵の有るVSO盤⑦を日本初のCD化盤として発売したことは、東西ドイツ統一におけるドイツのレコード業界の混乱を反映したものと推測して、今回を終えることとしたい。
 
 

 

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# by Abend5522 | 2015-06-28 23:02 | クラシック音楽
2015年 06月 27日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第4回「レーベルの怪」

 1972年秋にeurodiscが発売したGOL盤の画像がないとぼやいたが、ブルックナーの交響曲のディスコグラフィーで見つけた。驚くべきコメントとともに。
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Eterna vs. Eurodisc - Which Orchestra is this??


In the 1960's VEB Deutsche Schallplatten, the East German Record company released an LP of Franz Konwitschny conducting the Bruckner Symphony No. 4. It was released on their Eterna label (8 25 504). As was often the case, this recording was licensed to other companies for distribution outside of the Eastern Bloc. On the Eterna LP, the orchestra is the Vienna Symphony Orchestra, but on many of the western pressings (most notably Eurodisc on several of their re-packagings) the orchestra was listed as the Leipzig Gewandhaus Orchestra. So which orchestra is it? It's Vienna. Eurodisc made an assumption but Eterna was there when the recording was made.
                                                       http://www.abruckner.com/editorsnote/discographichorror/

  左の画像がeurodiscのGOL盤。右上にロゴが見える。カタログNOが不明なのが難だが、これの日本初発盤が、日本Columbia OS-2940-Kである。
 OS-2940-Kのジャケ写真は、ETERNA 8 25 504(Stereo。右の画像)のものと同一だ。だが、これも第1回で取り上げた日本Columbia OS-3398のジャケ裏にも同じものがあるので、OS-2940-Kはそこから持って来て加工したのだろう。

 「エテルナ対オイロディスク オーケストラはどちらか??」と題されたコメントが興味深い。誤りがあるかも知れないが、拙訳では以下のとおり。

 「1960年代、東独のレコード会社である『ドイツ・シャルプラッテン』は、フランツ・コンヴィチュニー指揮のブルックナー/交響曲第4番を、『エテルナ』レーベル(カタログNO.8 25 504)から発売した。多くの場合そうであるように、この録音もまた東側が外部へ流通させるために、他社とライセンス契約を結んだものであった。エテルナのLP盤では、オーケストラがウィーン交響楽団となっているが、西側でのプレスの多くでは(とりわけ、オイロディスクの再発盤に顕著だが)、オーケストラがライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と表記された。では、いったいどちらのオーケストラなのかといえば、ウィーン交響楽団の方である。オイロディスクはゲヴァントハウス管と仮定して発売したのだろうが、エテルナでは録音制作の時点からウィーン響となっている。」

 「うっかりミス」によるGOL盤非実在説をご存知の方なら、「えっ?」と思われるはずだ。
 eurodiscがブルックナーの4・5・7番を発売するに当たって、GOLとの5・7番はマスター保有者のETERNAからライセンス契約で借り受け、自社(=eurodisc)がマスターを保有する4番と合わせて出すことになった。この後に「うっかりミス」と言われる事態が起こったらしいのだが、肝心なのはここまでの経緯である。上記ディスコグラフィーのコメントとは、逆ではないか。
 初発盤がOpera NR.40/1161(Mono)であることは、既に述べた。そして、Operaがeurodiscの前身であるならば、eurodiscが4番のマスターを保有していることになる。では、ETERNA盤が存在しているのはなぜなのだろうか?
 上記のコメントでは4番がETERNAによって録音・発売され、それがライセンス契約を結んでいたeurodiscで再発される際に、オケがVSOからGOLに「誤記」されたように理解出来る。つまり、4番のマスター保有者はeurodiscではなくETERNAということになり、GOL盤非実在説とは逆になってしまうわけである。
 コメントが誤っており、4番のマスターはOperaからeurodiscへと受け継がれて来たのだとすれば、ETERNA盤はOperaーeurodiscのマスターを使ったことになる。ETERNA盤の発売年が不明なので決め難いのだが、コメントではETERNA→eurodiscの流れになっている。困惑してしまう。
 オケの観点からも疑問が残る。ETERNAは東独の国営企業であった『ドイツ・シャルプラッテン』のレーベルだが、文化芸術面での国威発揚にせよ外貨獲得のためにせよ、長い歴史を有し、ヨーロッパでは広く知られていたはずのGOLではなく、どうしてVSOなのだろうか?戦後に永世中立国となったオーストリアのオケなので、コンヴィチュニーを「西側」へ遣るという意識は少なかったかも知れないが。また一方で、eurodiscはなぜGOLにしたのだろうか?私は、詳細な裏が取れていない「うっかりミス」によるGOL盤非実在説を信用していない。だから、eurodiscがGOLにしたのは、例えそれがVSOのものであろうとも、「誤記」ではなく意図的なものではないかと思っている。上記のコメントが正しいのであれば、ETERNAがVSOと明記しているものを借り受けたのをGOLと間違うとは考えられず、またeurodiscがマスター保有者であるならば、Operaからeurodiscへと受け継がれ、しかも数回に亙って再発して来たものを「うっかりミス」で間違えるとも考えにくいからである。

 詳細な裏が取れているかどうかも示されず、「うっかりミスでした。はい、決着」では済まないのである。

〔付記〕
 eurodiscが1972年秋に発売したという4・5・7番のセット(eurodisc 86 362-6XK)の画像を見つけた。最初に挙げた画像のものは、これが後にバラで再発されたものなのかも知れない。
http://recordsound.jp/classic/?_recordsound_classic=263ab387b557e688affb2ad6ad7fcf79139b0a12&mode=detail&gid=11576
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# by Abend5522 | 2015-06-27 19:15 | クラシック音楽
2015年 06月 26日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第3回「情報の怪」

 発見されたオリジナル・マスターによる世界初CD化のDENON COCQ-84623のライナーノーツで、評論家H氏は次のように書いている。

 「国内ではこのウィーン響盤は1971年10月にOS-2547として発売されており、」
 
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 『レコード芸術』1972年1月号付録の目録に、「71/11」発売として日本Columbia OS-2547が載っている。H氏が書いているのはこれのことで、同時に彼は、この年月に発売されたこの盤を、国内初発盤と思っているのではないだろうか?それが誤りであることは、簡単に証明出来る。第1回で取り上げた『フランツ・コンヴィチュニーの芸術 第1集』の日本Columbia OS-3398には、「63・9」と発売年月が明記されているからである。
 同じOS記号なのに、なぜ3398が2547より先に発売されたのかが気になるが、2547が国内初発で、71/11発売盤がその再発だとしても番号は変わると思う。しかし、何れにせよ、H氏が1963年9月に発売された国内盤OS-3398の存在を知らなかったのではないかということは推測出来る。知っていたら、「国内では」としてこちらを挙げるはずではないか。

 DENON COCQ-84623が『オイロディスク・ヴィンテージ・コレクション』第5回の一枚として発売された時、その宣伝文句は次のようになっている。

 「コンヴィチュニーの「ロマンティック」にはこれまで3種類の録音、チェコ・フィル(1952 Supraphon)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管(1961 Eurodisc)、ウィーン響(1960 Eurodisc)が知られてきました。しかし今回の調査でゲヴァントハウスとの録音は存在せず、実はウィーン響盤の取り違えであることが明らかになりました。さらに初出以来使われずにきたそのウィーン響録音の真のマスターテープが発見されました。ウィーン響盤はオイロディスクの前身であるoperaレーベルの時代に録音、それがオイロディスクから発売される際、マスターテープが痛んでいたためにセキュリティーコピー・テープを使用、そのテープをしまった箱に演奏者が記載されませんでした。これが間違いの元。・・・・・・今回の調査ではこのマスターテープを発見、通常の何倍もの手間隙をかけて修復され、驚異の音質で蘇りました
http://columbia.jp/classics/edvintage/

 「ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管(1961 Eurodisc)、ウィーン響(1960 Eurodisc)
 第2回で書いたように、COCQ-84623には「録音:1961年」と明記されている。そして、1993年発売の『コンヴィチュニーの芸術シリーズ』では、GOL盤が1960年、VSO盤が1961年となっている。同じ日本ColumbiaのDENONレーベルから発売されているのに、2009年発売のCOCQ-84623の宣伝文句では逆になっている。誤植か、「うっかりミス」か.....。
 なお、第1回で取り上げた初発盤のOpera NR.40/1161のジャケには、"Copyright 1960"と明記されている。

 「さらに初出以来使われずにきたそのウィーン響録音の真のマスターテープが発見されました。ウィーン響盤はオイロディスクの前身であるoperaレーベルの時代に録音、それがオイロディスクから発売される際、マスターテープが痛んでいたためにセキュリティーコピー・テープを使用、
 第1回で取り上げたように、Opera NR.40/1161が初発盤である(st1943というカタログNOの"Stereo"盤もあるらしい)。従って、このOpera盤には「初出以来使われずにきたそのウィーン響録音の真のマスターテープ」が使われているはず。「初出以来使われずに来た」という表現は、初出=NR.40/1161にのみ使われたと理解するのが普通だ。そして、これも第1回で取り上げたeurodisc 70 003 KKは、「それがオイロディスクから発売される際、マスターテープが痛んでいたためにセキュリティーコピー・テープを使用」したはずである。

 「今回の調査ではこのマスターテープを発見、通常の何倍もの手間隙をかけて修復され、
 私は知らないが、「今回の調査」の詳細はどうやったら見られるのだろうか?それは措くとして、COCQ-84623はNR.40/1161にのみ使われたマスター・テープを「発見」し、それを「修復」して、世界初CD化したものということになる。ならば、この両盤、そして「セキュリティーコピー・テープ」を使ったものの初出盤である70 003 KKを、更に聴き込んで行く必要がある。マスター・テープとセキュリティー・コピー・テープは同じものと受け取っていいのかはわからないが、次の二系統があることは確かだろう。

 1 マスター・テープ系:Opera NR.40/1161と、"Stereo"ヴァージョンのst1943 → (修復) → DENON COCQ-84623。
 2 セキュリティー・コピー・テープ系:eurodisc 70 003 KKと、Monoの70 002 KK → これ以後、DENON COCQ-84623 以前の全てのLP・CD。

 Opera st1943とeurodisc 70 002 KKは入手したいのだが、オークションなどでも見たことがない。一方、LPの国内再発盤や、CDでは近年になって発売された組物にある盤などには食指が動かない。

 自分の耳と感性で聴いて確かめることが、基本である。


 







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# by Abend5522 | 2015-06-26 23:54 | クラシック音楽
2015年 06月 25日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第2回「CD編」

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DENON COCO-75401(1993) GOL(Stereo)
 
 『コンヴィチュニーの芸術』シリーズの一枚。LPでは忘れられた感 のあったGOL盤が「復活」。
 日本Columbia OS-2940-KのLPには記載がなかった録音年が、本盤では「1960年」となっている。Opera NR.40/1161・eurodisc 70 002 KKの両Mono盤の発売年と同じである。1960年当時、録音年と発売年が同年ということは考えにくい。ディスコグラフィーにあるのが発売年ではなく、録音年ならばわかるのだが。

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DENON COCO-75407(1993) VSO(Stereo)

 上記GOL盤と同シリーズの一枚。本盤は、録音が「1961年」となっている。OPera盤・eurodisc盤(Mono)LPのデータと対応していない。また、所有するLPのVSO盤にはどれも録音年の記載がない。
 ディスコグラフィーにあるOpera盤・eurodisc盤(Mono)はVSOとのものだから(100%断定出来ないが)、その発売年である1960年を録音年とするのであれば、GOL盤を1960年録音とし、VSOとの本盤を1961年録音としたのはどういうことか?

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DENON COCQ-84623(2009) VSO(Stereo)

 「ドイツのテープ庫に眠っていたオリジナル・マスターを発見」しての「世界初CD化」という、鳴物入りで発売されたCD。ジャケは、eurodiscのMono・StereoのLPに共通のデザインに。一方で、録音年は本盤でも「1961年」となっている。






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# by Abend5522 | 2015-06-25 20:45 | クラシック音楽
2015年 06月 25日

ブルックナー/交響曲第4番『ロマンティッシェ』のコンヴィチュニー盤 第1回「LP編」

参照:コンヴィチュニーのディスコグラフィーにあるブル4のページ。
 http://www.discogs.com/Anton-Bruckner-Wiener-Symphoniker-Dirigent-Franz-Konwitschny-Sinfonie-Nr-4-Es-dur-Romantische/master/667883

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Opera NR.40/1161(1960) VSO(Mono)
 "Opera"は、シュトゥットガルトにあった"EUROPÄISCHER PHONOKLUB"のレーベル。ドイツ語による楽曲解説のEP付き。会員制頒布会であろう。
 1960年発売ということは、録音が1950年代末であることをうかがわせる。

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eurodisc 70 003 KK(1964) VSO(Stereo)
右上にあるロゴの下には、Mono盤の番号70 002 KKが併記されている。連番であることから、Mono盤も同じジャケで同時発売されたと思われる。
 ディスコグラフィーにある画像には、"Stereo"であることを示すシールが、ロゴの下と左上に貼られている。Mono盤ジャケに貼られたのだろうが、同じ盤が1960年発売として載っている。これがMono盤と思われる。さすればOpera盤と同年の発売となり、eurodiscの前身がOperaであると言われていることに疑念がわく。

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日本Columbia OS-3398(1963) VSO(Stereo)
 『コンヴィチュニーの芸術』シリーズ第1集。右下に"Opera"のロゴがあり、盤ラベルには"Europäischer Phonoklub Recording"の記載がある。"Recording"ということは、録音をしたのもOperaということになる。興味深い一言。

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日本Columbia OS-2940-K(1973) GOL(Stereo)
 GOL名義の本邦初発盤。1972年秋にeurodiscが発売したものの邦盤ということだが、そのeurodisc盤はジャケ画像すら検索にヒットしない。ヒットするのは、コンヴィチュニーの同じ画像をジャケにしているETERNA盤だけで、これはVSO名義。
 「決着」がついたらしいGOL盤非実在説では、5番・7番と同時に4番を発売したeurodiscが、4番のソースだけETERNAのものを使い、それを5番・7番と同じGOLとのものだと「うっかりミス」をしてしまったというのが、主な根拠となっている。1972年は、上記eurodeisc盤の発売から8年。その間に、eurodiscではマスターあるいはサブマスターに異変が起こったのか?また、ソースを使ったというETERNA盤は、いったいどこから作られたのか?そして、本盤の元となった1972年発売のeurodisc盤が、ジャケ画像すら見当たらないのはどうしてか?

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日本Columbia OC-7055-K(1976) VSO(Stereo)
 上記GOL盤は、その後も廉価盤で再発されている。こちらは、『名曲ギャラリー55』シリーズにあるVSOとの廉価盤。"eurodisc"のロゴは、盤面ラベルにのみあり。










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# by Abend5522 | 2015-06-25 03:14 | クラシック音楽
2014年 06月 29日

やっとこの盤を

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 密林でコンヴィチュニーの出物を見ていたら、VSOとのリスト/交響詩『前奏曲』&ワーグナー/『ジークフリート牧歌』のオイロディスク盤が、エテルナ専門のあそこから出品されていた。状態が良好で、値も2千円ちょっとだったので、早速注文した。一昨日に届き、昨晩聴いた。

 状態は良好で、モノラルとしては鮮明な部類に入る録音だ。細く明るい音のヴァイオリンや木管は、ブル4やR.シュトラウスの交響詩集などに聴くVSOの音である。演奏はザッハリッヒで流れが良い。低弦をドッシリ弾かせているところはコンヴィチュニーの面目躍如たるものがあり、旋律線の明るい音色が軽くならずに済んでいる。聴き込んで行けば、他にも色々な発見が出来るだろう。

 ジャケ裏の解説を見ると、コンヴィチュニーの経歴に続いて、オイロディスク録音としてブル4とバンベルクSOとの『新世界より』が挙げられていた。代表的なものとしてこの2枚が挙げられているのか、それとも盤(eurodisc 70160 KK)の発売当時はこの2枚しかなかったのかはわからない。そもそも、この盤の発売年がジャケにも盤にも記載がなく、ネットで調べてもわからないのだ。

 『前奏曲』の方は、手元にある『レコード芸術』1972年1月号附録の『作曲家別洋楽レコード総目録』に載っている。GOLとのメンデルスゾーン/『スコットランド』とカップリングされているのだが、そこには「ステレオ」のマークが入っているではないか。『スコットランド』のオリジナルがステレオかどうかはさて置き、『前奏曲』はの方はどうなのだろうか?また、上記の目録には載っていない『ジークフリート牧歌』は?

 以前、sawyerさんからコンヴィチュニーの録音におけるオケとモノラル/ステレオの問題についてご教示を受け、私なりに調べたことなどをコメントさせていただいたことがあった。今回、幸いにも入手出来た盤は、この問題の続きを提供してくれそうである。
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# by Abend5522 | 2014-06-29 00:01 | クラシック音楽
2014年 02月 06日

C2a顛末記

 昨年の3月、ちょっとした縁で入手したYAMAHAのプリ・アンプC2aは、MCヘッドアンプのLchから音が出なかった。1978年に発売された機種ということもあり、修理には結構な費用がかかることが予想された。OHを依頼した方が良いと、いい業者を教えてもいただいたが、逡巡したまま時が流れてしまった。

 12月になってから、漸く行きつけの店へ修理を依頼した。しかし、トランジスタが破損しており、代替部品も見つからないとの返事が先月に来た。困ったが、その店でもC2aが販売されていることを思い出した。値段は、修理を依頼した時に出せる上限額よりも、少し高いぐらいだった。

 修理に出した店では、一昨年にラックスキットのプリ・アンプを買っていて、対応も良心的だった。そこで、持ち込んだ方のC2aの買取を依頼し、店にある方を買うことにした。修理を依頼した時に出せると言っておいた上限額と買取額を合わせると、差額は1万円数千円だった。修理が不能でも千円を払わねばならなかったが、結果的に修理が出来なかったこともあってか、6千円ほど値引きしてくれた。

 MCヘッドアンプだけが壊れているので、店では外付のものを勧められたが、間に機材を咬ませるのは出来るだけしたくないので、店にあるC2aを新たに買ったというわけだ。

 鳴らしをしてから売ってくれた。完動品だ。帰ってから、早速にレコードを聴いてみた。なるほど、MCヘッドアンプの威力は素晴らしい。まろやかで、かつ深みのある音を、STAXに送り込んでくれる。CDを聴いても、マランツのCD-34との相性がとてもいい。レンタルCDから録音してCD-Rにしたものを聴いても、私好みの音がする。ダイナミック型のヘッドホンで聴くには新たにヘッドホン・アンプを購入する必要があるが、これはラックスキットのプリ・アンプで凌げる。使い分けて行くつもりだ。
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# by Abend5522 | 2014-02-06 00:22 | オーディオ・映像・機材
2014年 01月 01日

元日

恭賀新年
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# by Abend5522 | 2014-01-01 16:38 | 日々の事
2013年 10月 22日

コルグラスとドラックマンのレコード

 マイケル・コルグラスとジェイコブ・ドラックマン。どちらも、ピューリッツァ賞音楽部門を受賞した、現代アメリカの作曲家だ。初めて聴く。

 A面は、コルグラスの受賞作品である『パーカッション四重奏とオーケストラのためのデジャ・ヴ』。弱弦に乗せたビッグバンド・ジャズのような部分が印象的な、親しみやすい作品だ。ニューヨークPOの打楽器奏者のために作られたらしく、初演も同オケで行われているが、レコードはこのレナード・スラットキン/セント・ルイスSOによるものが世界初録音である。

 B面の一曲目は、ドラックマンの『オレオール』。聖者の頭上に輝く「後光」のことらしい。無調に近い曲だが、ジャズっぽいところも顔を覗かせる。宗教的なテーマの作品ながら、それが曲にどう込められているのかはよくわからない。これも、スラットキン/セント・ルイスSOの演奏だ。

 二曲目は、コルグラスの『ライト・スピリット』。フルート、ヴィオラ、パーカッション、ギターという、面白い編成での室内楽だ。『デジャ・ヴ』よりも無調に近いが、ラスト近くでギターが奏でるフラメンコ風のリズムが印象的である。指揮はキャサリン・コメットとあるから、女性指揮者のようだ。アメリカSOの指揮者だったらしい。

 久しぶりで現代音楽を聴いたが、パーカッションが活躍する一枚であった。

 三枚目の画像に作曲者が写っているが、左がドラックマン、右がコルグラスである。
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# by Abend5522 | 2013-10-22 22:35 | クラシック音楽
2013年 07月 06日

夕方にちょっと自転車で

 自転車で少し走って来た。

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 宇多野の福王子神社。仁和寺のすぐ近くにあり、同寺の摂社である。周山街道は、ここから始まる。
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 福王子から一条通を少し東に行って北へ向かうと、画像の所で通行止めになるが、ここを左に行って砂利道を上れば、陽明文庫へと通じている。陽明文庫は、近衛家の古文書保存館として、近衛文麿によって建てられた。期間を定めて公開しているが、20名以上の団体で予約をしなければならない。

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 少し引き返すと、御室八十八ヶ所霊場の道に入ることが出来る。八十八ヶ所は、二度巡ったが、近年は危険区域の補修や、老朽化したお堂が建て替えられている。上の画像は、立て替えられた第三番の亀光山金泉寺。釈迦如来が安置されている。下のものは、第四番の黒巌山大日寺。大日如来が安置されている。
 自転車で巡るのはいけないので、元の道に戻った。

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 少し走ると、円融天皇の後村上陵。円融天皇の火葬塚は龍安寺の裏山にあるが、火葬後ここに御陵が定められた。

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 周山街道へ出て再び福王子へ戻り、嵐電の宇多野駅。近年、「高雄口」からこの名に変更されたが、嵐電の鳴滝駅の近くで生まれ、幼稚園も嵐電で通っていた私には、旧名の方が馴染み深い。

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 宇多野駅から、白梅町方向の次の駅は御室仁和寺で、これは旧名が御室駅。そこから双ヶ丘の麓の細い道を走り(画像上)、通りに出ると、オムロン発祥の地のプレートがある(画像中)。体温計やヘルスメーターなどで有名なオムロンだが、元は立石電機という大阪の企業で、1944年にこの地に移転した。以降、御室にあることから「オムロン」ブランドで生産を行い、20数年前にそれを社名とした。現在では、本社は京都駅の近くにあり、ここは児童公園になっている。
 このプレートの斜め向かいには、吉田兼好の旧跡である浄土宗の長泉寺がある。兼好が晩年に草庵を構えた場所であり、『徒然草』はここで書かれたとされている。そのため、『徒然草』には近くにある仁和寺がよく登場するのである。ここには兼好の墓もあるが、これは江戸期に双ヶ丘から移されたらしい。

 ちょっと、いい汗をかいて来た。
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# by Abend5522 | 2013-07-06 18:36 | 京都
2013年 06月 30日

夏越祓

 今年は、大将軍八神社へ行った。平安遷都とともに造営された、方除の神社である。
 茅輪は、定めどおりにこぐる。左回り⇒右回り⇒左回り⇒参拝の順だ。
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 曇天だったが、雨は降らなかった。北野の天神さんの横から、紙屋川の方へ行く。
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 水無月は、妙心寺門前にある亀屋重久のものにした。神社で買った茅輪の御守とともに。
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 明日から7月。祇園祭が始まる。

 
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# by Abend5522 | 2013-06-30 19:10 | 京都
2013年 05月 06日

テレビの台

 テレビ画面の右下がプレーヤーで隠れてしまうために、適当な台はないかと探していた。
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 近くのホームセンターへ行ったら、良さそうなのがあった。耐重量は100kgだから、何の問題もない。
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 乗せてみたら、こうなった。いい高さだ。値段の方は高くない。これで880円だった。

 ちょっと、うれしい。
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# by Abend5522 | 2013-05-06 18:17 | オーディオ・映像・機材
2013年 05月 02日

オークレールのモーツァルト

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 オークレールとクーロー/シュトゥットガルトPOによる、モーツァルトのVn協4、5番。オーディオ・コレクターズというカッティング技術を使った高品質レコードで、3,000円していたものだ。中古店で500円だったが、盤質は非常に良い。

 オークレールのレコードは、中学時代に買ったワーグナー/インスブルックSOとのメン、チャイの協奏曲が初めてだった。彼女は80歳まで生きたが、腕の故障のため30代で演奏活動を終えているので、録音の数は1950年代~60年代に限定される。人の運命というものは、本当にわからないものだ。

 この録音を聴いてもわかるのは、豊潤な響きだ。アタックはかなり強く、どっしりとした音作りをしているのだが、決して鈍重にはならない。また、歌わせ方も甘くはならず、線が細くなることもない。こういう演奏は嫌いだという人もいるだろうが、モーツァルトのVn協がギャラント様式で作られていることを考えると、この豊潤で高雅な演奏はそれにピッタリという感じがする。

 クーロー/シュトゥットガルトPOのバックも見事で、柔らかく上品な音色がオークレールをよく支えている。協奏曲のバックの、ひとつの見本といえる。
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# by Abend5522 | 2013-05-02 22:10 | クラシック音楽
2013年 04月 28日

ドラティ/デトロイトSOの『1812年』

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 ミネアポリスSOとの1958年盤がつとに有名だが、それからちょうど20年後に録音されたこの盤を聴くと、一人の指揮者の成熟をひしひしと感じる。

 溌剌としたミネアポリス盤に比べると、デトロイト盤ではテンポも遅くなり、一音一音を噛みしめるような楷書体の演奏となっている。フィラデルフィアの自由の鐘とワシントン市の国立大聖堂の鐘、そして南北戦争で使われたキャノン砲が使われているが、ミネアポリス盤のように派手ではない。オケはミネアポリスよりも技量が上だが、しっとりとした響きで淡々と進む。従って、この曲にスペクタクル性を求める向きには合わない演奏といえるだろう。

 この曲を初めて聴いたのは、ライナー/シカゴSOによる演奏だった。鐘も大砲の音もなく、しかも中間部がカットされたもので、鍛え抜かれたシカゴSOの音のみが鳴り響く。その後、鐘や大砲のみならず、合唱まで入った演奏を聴く機会が増えても、ライナー盤は已然として私の愛聴盤になっている。

 鐘も大砲も控えめにプレゼンスされたデトロイト盤を聴いた時、私はライナー盤と似たものを感じた。さすがに中間部をカットするということをドラティはしていないが、オケの技量で勝負するという「面白くない」演奏で、何度も聴きたくなるような気持ちにさせてくれるからである。

 大序曲『1812年』がチャイコフスキーの管弦楽曲であることを、改めて認識させてくれる一枚である。
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# by Abend5522 | 2013-04-28 21:44 | クラシック音楽
2013年 04月 26日

マゼール/BPOの『運命』

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 BPOの芸術監督がアバドに決まった時、マゼールが受けたショックはいかばかりだっただろうか。既に数十年に及ぶBPOとの関係があるマゼールは、『指環』の管弦楽曲集などでも素晴らしい演奏を聴かせてくれたが、この『運命』は、20代の彼が初めてBPOと行った記念すべき録音だ。

 20代といっても、10歳そこそこまでにニューヨークPOやフィラデルフィアOを指揮し、トスカニーニやストコフスキーに認められたマゼールであるから、この録音を駆け出しの指揮者によるものだと思ってはいけない。フルトヴェングラー没して4年、カラヤンが就任して3年のBPOを見事に統率し、鳴らし切っている。変な表現だが、シンフォニックな『運命』の演奏だ。

 この45回転盤は、中古店で入手した。盤質は良好で、この演奏を高音質で楽しむことができた。

 マゼールは、ヴァイオリニストでもある。彼がソロを弾き、フランス国立Oのメンバーから成るアンサンブルを指揮した『四季』のCDを持っているが、非常にいい演奏である。
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# by Abend5522 | 2013-04-26 22:11 | クラシック音楽
2013年 04月 25日

柔らかな『四季』

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 懐かしいフォンタナの廉価盤。アストール・フェラリーのVn、マルセル・クーロー/シュトゥットガルト室内合奏団による『四季』。

 Vnのフェラリーについては、何も知らない。合奏団のトップ奏者なのかも知れないが、柔らかい音色で、極めて堅実な弾きぶりだ。ソロの名人技を聴くのも『四季』の楽しみだが、アンサンブルによく溶け込んだこういうソロを聴くと心が落ち着く。

 指揮のクーローは、合唱指揮者として有名な人だ。合唱指揮者には、アンサンブルやオケを振っても見事な演奏をする人がいるが、クーローもその一人だろう。ミュンシュの門下だが、ナディア・ブーランジェに師事して作曲や和声法を学んでもいるので、柔らかい音色の底には強い芯があって、曲の構造をしっかりと表現している。日本での知名度は低いが、優れた指揮者だ。

 シュトゥットガルト室内合奏団というのは、ミュンヒンガーの手兵であったシュトゥットガルト室内管弦楽団と同じなのだろうか?同じだとすれば、この演奏はミュンヒンガーのそれとは対極に位置しているといえる。
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# by Abend5522 | 2013-04-25 23:02 | クラシック音楽